Search for:



【参考元アカウント】
TikTok:casadiReno
イタリア食文化を親しみやすく発信するアカウント。「イタリア料理はパスタとピザだけじゃない」を合言葉に、本場の家庭料理をテンポよく紹介しています。今回は同アカウントの「Chicken cacciatore(猟師風チキン)」の動画を引用し、日本向けに解説しました。

【今回の料理】ポッロ・アッラ・カチャトーラ/Pollo alla Cacciatora
鶏肉を香味野菜・ハーブ・ワインで煮込むイタリアの代表的な家庭料理(メイン料理=セコンド)です。動画では骨付き鶏もも肉をオリーブオイルで焼き、玉ねぎ・セロリ・人参のソフリットにタイム・ローズマリー・ローリエを合わせ、白ワインとサンマルツァーノトマト、仕上げに唐辛子を加えて煮込みます。

【名前の意味と起源】
「cacciatore(カッチャトーレ)」はイタリア語で“猟師・狩人”。「alla cacciatora」は“猟師風に”という調理スタイルを指し、鶏のほかウサギや仔羊などにも使われます。ルネサンス期(15〜16世紀頃)の中部イタリアで生まれたとされ、「猟師が山で獲物を手早く煮込んだ料理」というのが定番の由来です。ただし面白いことに、トマトがイタリアで一般化したのは18世紀頃。つまり“元祖カチャトーラ”にはトマトが入っていなかった可能性が高く、現在のトマト煮込みは比較的新しい形と考えられています。

【最大の論争=トマトを入れるか否か】
この料理は「鶏肉を使う」という点以外、レシピが地域・家庭ごとにバラバラ。中でも最大の論争が“トマトの有無”です。ローマでは入れない「ビアンコ(白い)」が伝統で、トマトを入れるのは冒涜とまで言われる一方、トスカーナでは入れるのが当たり前。ワインも南は赤、北は白と分かれ、仕上げにオリーブやマッシュルームを加える流派もあります。まさに「正解が一つではない」のがこの料理の魅力です。

【サンマルツァーノトマトとは】
動画で使われた細長いプラムトマト。ナポリ近郊・ヴェスヴィオ火山のふもとの火山性土壌で育ち、酸味と甘みのバランスに優れた“煮込みソースの最高峰”。原産地名称保護(DOP)を持つブランドトマトです。

ピリ辛好きはぜひ本場で。あなたはトマト、入れる派?入れない派?

#イタリア料理 #カチャトーラ #海外料理 #チキン

BGM: 【楽曲提供:箕輪レコーズ】

VOICEVOX:四国めたん

5 Comments

  1. チーズとトマトとオリーブオイル禁止にしたらイタリア料理って何がでてくるんだろう

Write A Comment